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インフラ・ネットワークエンジニアとは?仕事内容や将来性、必要なスキルを紹介

美亜 2023-09-29 15:01:28

PCやITシステムを使用する際には、最適なネットワーク環境が欠かせません。

そんな快適な通信環境を構築し、守っているインフラ・ネットワークエンジニアは、未経験でも挑戦しやすいIT業界の入口として人気の高い職種です。

さらに、DX化などによるITインフラ環境の変化により、インフラ・ネットワークエンジニアの需要は増加しています。

 

今回は、インフラ・ネットワークエンジニアの仕事内容や将来性、平均年収、必要なスキルまで幅広く紹介します。

未経験で目指したい人から市場価値を上げて長く活躍していきたい人まで、参考にしてみてください。

 

インフラ・ネットワークエンジニアとは

 

インフラ・ネットワークエンジニアは、ITサービスを扱う際に必要なネットワーク環境を整えるエンジニアのことを指します。

 

正確に言うと「インフラエンジニア」と「ネットワークエンジニア」に分かれており、ITインフラ全般を担当するインフラエンジニアの中に、ネットワークエンジニアがいるイメージです。

 

今回は、ネットワーク関連に特化したインフラ・ネットワークエンジニアについて紹介していきます。

 

インフラ・ネットワークエンジニアの仕事内容

インフラ・ネットワークエンジニアの仕事内容は、以下の通りです。

 

  • 要件定義

  • 設計

  • 構築

  • 保守

  • 監視・運用

 

快適な通信環境を整えるために、ネットワークをサーバーやパソコンに繋いで管理する仕事です。

ルーターやスイッチなどのネットワーク機器も取り扱うため、ソフトウェアだけでなくハードウェアの知識も必要になります。

 

エンジニア未経験者は、難易度の低い監視・運用から携わる場合が多いでしょう。

徐々にスキルアップして上流工程を担当したり、さらにサーバーについても担当できるインフラエンジニアにキャリアアップしたりするケースも多いです。

 

インフラ・ネットワークエンジニアの将来性

ITシステムのインフラ構築に欠かせないインフラ・ネットワークエンジニアの将来性は、高いと言えるでしょう。

理由として、IT人材の不足やクラウドや最先端技術の普及が挙げられます。

 

近年、クラウドサービスを利用する企業が増加しており、オンプレミス環境からクラウド環境への移行業務が進められています。

そのため、オンプレミスとクラウド両方からインフラ・ネットワークエンジニアが求められているのです。

 

常に技術の進化を続けているIT業界において、対応できるインフラ・ネットワークエンジニアの需要は高まり続けるでしょう。

 

インフラ・ネットワークエンジニアの平均年収

 

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、ネットワークエンジニアの平均年収は534万6,000円です。

 

ネットワークエンジニアは専門性の高い職種であるため、担当するフェーズによっても年収が大きく変わるでしょう。

また、監視・運用業務で夜勤を担当した場合、手当が出て年収が上がることもあります。

 

経験やスキルを十分に身につけたインフラ・ネットワークエンジニアは、フリーランスとして独立することで、上限を定めずに年収アップも可能でしょう。

 

インフラ・ネットワークエンジニアに必要なスキル

 

インフラ・ネットワークエンジニアとして長く活躍していくためには、幅広い知識やスキルが求められます。

インフラ・ネットワークエンジニアになるのに必要なスキルと、さらに市場価値を高めるために習得したいスキルをそれぞれ紹介します。

 

基本的なスキル

インフラ・ネットワークエンジニアに必要な知識やスキルは、以下の4つです。

 

  • ITに関する基礎知識

  • ネットワークに関する知識・スキル

  • 継続的な学習能力

  • コミュニケーションスキル

 

ITやネットワークに関する知識は、資格などを取得することで客観的な証明もできます。

どちらも幅広い知識のため、業務を行いながらも継続的に学んでいく姿勢が大切です。

 

また、設計・構築の際にクライアントやチーム内でのコミュニケーションが欠かせないのはもちろん、監視・運用フェーズでもトラブル発生時にはコミュニケーションスキルが求められます。

 

まずは基礎知識を身につけて経験を積み、さらにスキルアップを目指していくのが理想でしょう。

 

市場価値を上げるために習得したいスキル

次に、インフラ・ネットワークエンジニアとして市場価値を上げるために習得したいスキルは以下の4つです。

 

  • マネジメントスキル

  • クラウドに関する知識

  • セキュリティスキル

  • 5Gに対応した環境の構築スキル

 

クラウドやセキュリティ、5Gなどの知識やスキルを身につけることで、新しい技術を取り入れ始めた企業からの需要が上がり、長く活躍できるエンジニアになるでしょう。

また、上流工程を担当するためにはマネジメントスキルも欠かせません。

スキルアップと同時に、リーダー経験なども少しずつ積んでいくことを心掛けましょう。

 

サーバーについての知識も広げ、インフラ全体を管理できるエンジニアを目指すのも希少性が出るため、おすすめです。

 

まとめ

今回は、インフラ・ネットワークエンジニアの仕事内容や将来性、平均年収、必要なスキルまで紹介しました。

 

インフラ・ネットワークエンジニアは、未経験でも挑戦しやすい職種でありつつも専門知識が求められる職種です。

資格取得などを目指して基礎知識を身につけ、学習を続けながら経験を重ねていきましょう。

 

また、インフラ・ネットワークエンジニアとして市場価値を上げるためには、常に最新技術を学ぶことが大切です。

上流工程を担当できるスキルを身につけつつ、クラウドやセキュリティについても学んでいきましょう。

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